【書評】ちょっと登場人物(?)が多いが大人もOK英国ファンタジー「龍のすむ家」(シリーズ1巻)

読書
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文庫版 龍のすむ家 (竹書房文庫)
クリス・ダレーシー
竹書房
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児童書が大人になった今でも好き。そんな私が長年、読もうと思って読めずにいたのがこのシリーズ。英語なら原著で読もうと思って手を出すのを我慢していました。ちらっと見たら、日本語翻訳版がKindle Unlimitedになっていて、借りられるならば読んでしまえ!と勢いで読みました。あっという間に読み終わっちゃったなぁ。ちなみにこの本、公式サイトによると世界で200万部のベストセラーなんですって!

物語の入り口は・・・・・・

「下宿人募集―ただし、子どもとネコと龍の好きな方」。

龍のすむ家

そんな奇妙なはり紙を見つけた大学生のデービッド。家中に女主人リズが作った陶器の龍が置かれ、女主人に「特別な龍」を作ってもらう。ちょっとおしゃまな娘のルーシーに翻弄されつつ、おうちの外にくるリスを巡って不思議な物語が展開される・・・・・・。

龍の名前が覚えられずよみにくいが、描写がきれい

家中に置かれている龍たちにはすべて名前がつけられています。ここはファンタジーな世界。そこにはたくさんの謎、謎、謎。謎がいっぱい提示されます。好奇心旺盛な大学生の主人公デービッドがその謎に触れるたびに、謎はどんどん深まっていくんですが・・・・・・。女主人の特別な龍に、娘の特別な龍、デービッドの特別な龍に、さらにいろんな龍がいて、みんな似たような名前なのです~。私の頭が固いのかしらん?覚えられない(苦笑)そのせいもあって、ちょっぴり読みにくいんですね。本大好き!な私でも、何なんだろうなぁ、なんとな~くなのですが、ぐいぐい入り込むというよりは、時々冷静になっちゃう。そんな読みにくさがある。ちょっぴりそんな残念なところがある本ではあります。

でも、英国の緑豊かな田舎町(なのかな)の描写は本当に美しい。とても丁寧に描写してあって、その雰囲気がすごく浮かびます。こういうのが小説の醍醐味!って思わせてくれるというか、ちょっぴり冗長な感じもするけれど、その丁寧さのおかげで、比較的読みにくい本の印象ですが、本に入り込めるんじゃあないかなって思います。

あまりに謎が謎のままで欲求不満(笑)

いわゆる「続きが読みたい病」にかかりやすい本だと思います。はい。昨日1巻読み終わり、もうすでに2巻目を読み始めてます。

だって、本当に謎という謎が明かされないまま、1巻は終わってしまう。謎の提起だけっていうか、こんなところですよ~!って説明するのが1巻な感じ。登場人物説明、状況説明、謎の提示。いや~~~、展開させて~~~~!って感じです。

ハリーポッター的な現実世界中心のお話です♪

いわゆるファンタジー世界のお話というよりも、ハリーポッターみたいに、現実世界のお話です。そこに陶器の龍がいる。それ自体は全く不思議無く・・・・・・何となくその龍が何かを起こしてくれるのかなぁ?ファンタジーなのかなぁ??みたいな感じです。この1冊では謎は謎のまま、現実世界で話は動いていきます。

Kindle Unilimited会員の方なら今(2019年7月31日時点)読み放題!ファンタジー好きには、おすすめな一冊です。

公式サイトを見る限り、本編が5冊、番外編が3冊あるようです。たった5巻ならば、もうちょっと明かしてくれてもいいのに!と思わないでもないですが、そこはお話、さあ、早く仕事を終えて(笑)続きを読みましょうか。

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