【書評】日本の漫画本300年「鳥羽絵]本からコミック本まで(献本)

読書
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「本が好き」より献本頂きました。ありがとうございます。実際、本が来てみて驚いたのはイメージと全く違ったこと。時代ごとに年表になっているのですが、時代の頭にIntroductionとして説明書きがあるんですね。最初はそういう説明が全編なんだと思っていたのですが・・・・・・そりゃあ、1冊の本で300年分やるわけで、そんなわけが無かった(苦笑)こちらを参考に、お勉強が必要な一冊でした。書評までに時間がかかっちゃいましたが、実はどこまでお勉強して書くか悩んだ末のことでした。

日本の漫画本300年:「鳥羽絵」本からコミック本まで
清水 勲 猪俣紀子
ミネルヴァ書房 (2018-12-27)
売り上げランキング: 164,168

目次が全てを表している!が前半は知識が無いとしんどいかも

この本で素晴らしいと思ったのは、目次。

  • 第1章 江戸期 「鳥羽絵」本からの150年
  • 第2章 明治期 暁斎本からカートゥーン本へ
  • 第3章 大正期 一平本から4コマ本へ
  • 第4章 昭和戦前期 講談社本から中村書店本へ
  • 第5章 昭和20年代 横井・手塚本と赤本マンガ
  • 第6章 昭和戦後期 劇画本からコミック本へ
  • 第7章 平成期 ストーリー漫画本の多様化

この一言で漫画のどんな時代かすぐに分かる。というかこれがないと、知識がないと、全く分からないというのが正直なところ。

その時代の代表的な「漫画」のイラストが年表の下に描かれていて、上の年表にはタイトルと一言、特徴が書かれているスタイルなのですが、実は興味はあったものの、ほとんど明治、大正、戦前くらいまでは知識がない。江戸も北斎漫画あたりは分かるものの、鳥羽絵と言われてもよくわからない。だから知りたかったのですが・・・・・・正直、ド素人には敷居が高い

「鳥羽絵とは何か」を説明した一文あり。

本編より

いやその「鳥羽絵」が知りたいのですが・・・・・・という状態で、ネットでひきひき本を読み進める始末。

でも昭和戦後期〜は、そうそう、懐かしい!のオンパレード

そういうスタイルなので、後半になればなるほど、自分の時代に合った、私ならば昭和の後期から平成にかけて、懐かしい漫画がたくさん出てきます。タイトルを並べてあるだけで、そうそうそうそう、あれあれあれあれ!と盛り上がること請け合い(笑)単純というか、情けないのですが・・・・・・でも、久しぶりにあれ読みたいなぁとかすごく感じました。

私は今でも普通に漫画やコミックも読みますが、忘れていたものもあり、結構、忘れちゃうものなんだなぁと自分でもびっくりしました。

本業の方で何人かの漫画家さん、実際に取材させて頂いて、描く現場を拝見したこともあるので、特にそのあたりは感慨深かったですね。

分からなくても漫画の歴史をまとめた本、必要な一冊!

興味のない人には全く興味がない、不必要な本かもしれません。でも、日本の漫画っていうのは、アメコミとかとは違う文化、クールジャパンでもあって、そんな中で、こういう歴史をたどってきたんだなぁと眺めるのも良し、勉強してみるのも良し、やっぱりこうしたまとめ本って必要だなぁと思いました。

300年、超駆け足で見るものなので、もしかしたらもっと細かく勉強出来るものがあると、もっといいなぁと思ったりしました。

私は今、江戸に興味があるので、もうちょっと江戸の部分、今後ほっていきたいなぁと思っています。

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